春の恵みを味わおう
春の恵みを味わおうを行ないました。
雑木林で遊ぶ会主催。参加者３０名位
昨日の雨から一転して良い天気。雨後の筍を探しに、竹林に向かいました。ちょうど頭の部分が出ている筍が、林の中を歩いていると見つかり掘り出しました。そのままかじっても、えぐみがない、筍のいい香りがします。
他にもタンポポやクズの芽、シロザ、セリ、クレソン、ウコギ、キクラゲ、シイタケ、フキ、ヨモギ、ノビルなどの野草を採って天ぷらや味噌和え、サラダ、おひたし、山菜ご飯、味噌汁を調理しました。
食事の後は、三味線、尺八奏者のＨさんの民謡の演奏会。子ども達も鈴や鳴り物で伴奏。楽しい時間を過ごしました。
雑木林の中では、木登りや秘密基地作り。子ども達が自然の中でのびのびと遊ばせたいという会の主旨が伝わってきます。
元々、こういった雑木林はあちこちにありました。薪や堆肥の原料にしながら維持されてきて、子ども達も自然と木登りや昆虫採集といった遊びを通して自然に向き合ってきました。
生活スタイルが変わって、エネルギーの供給源の雑木林の価値がなくなり、人と自然の共生のあり方として存在価値が見直されてきています。
人の手の入らない林は、あっという間にアズマネザサやクズ、セイタカアワダチソウなどの雑草に覆われてしまいます。下草刈りや間伐といった手入れが雑木林には必要です。
会では春の恵みを味わおうや、秋の栗拾いなどイベントの他に不定期の下草刈り、間伐を行っています。興味のある方、一緒に汗を流しましょう。
次回は、５月３日〜４日、安の森で炭焼きキャンプを行ないます。
