かすみがうら*ネット - かすみがうら*ネット活動ブログ : 在来魚復活にかける夢 by kasumigaura

2007年2月16日(金曜日)

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- kasumigaura @ 17時18分33秒

2月17日、霞ケ浦環境科学センターでシンポジウム「在来魚復活にかける夢～里浜魚類調査報告」が行われました。

昨年に続いて、稲敷市古渡の漁師「川岸屋」さんの定置網を6回、取れた魚の種類と匹数と重量を計測し、計測後は試食会。

川エビのテンプラやカムルチーのフライ、アメリカナマズの汁など毎回この味を楽しみにくる常連さんも居るくらいの盛況ぶり。

　また今年は、霞ケ浦以外の河川、印旛沼や千葉の茂原あたりの河川101箇所を調査して、かつて霞ケ浦に多数生息していた

ゼニタナゴを捜索しました。結果、ゼニタナゴは見つかりませんでした。 :-o

そこで、琵琶湖博物館で飼育されている霞ケ浦産（美浦村出身）のゼニタナゴを里帰り計画が持ち上がりました。

豊岡のコウノトリや佐渡のトキに負けない霞ケ浦のゼニタナゴ計画！ジャジャーン！！参ったかNHK　「プロジェクトX」

ところが、琵琶湖博物館の学芸員の方によると継体飼育のゼニタナゴは遺伝的に弱く、放流してもすぐに死んでしまう。

第一、地域の住民がゼニタナゴなんて地味な魚、愛着もないし、食べて美味しい訳でもない。

佃煮にして地元の人はニガイ魚のイメージしかない。やっぱワカサギには勝てないか、可愛そうなゼニタナゴ。 :cry:

　ここは一歩譲って、ゼニタナゴに囚われず在来魚（コイ、フナ、モツゴ、メダカ、ドジョウ、ナマズ、ウナギ）に広げて川魚に親しんでもらおうと

計画を修正、釣り大会や1日漁師で魚に触れてもらう。霞ケ浦にはこんなにたくさんの魚がいるんだということを知ってもらう。

一方、琵琶湖から譲り受けたゼニタナゴは、個人のビオトープで飼ってもらい子孫を増やして繁殖マニュアルを作成し、里親を募集し

ゆくゆくは霞ケ浦に戻したいという遠大な計画を立てました。詳しくはこちら↓

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