どんくり山昆虫観察会
かすみがうら市加茂のどんぐり山で昆虫観察会を行いました。（霞ヶ浦市民協会主催、参加者約20名）
連日の暑さとは対照的に涼しい曇りの天気でした。その影響かカブトムシの活性は少なく木で見つかるケースは少なかったようです。
唯一スズメバチとカブトムシが木の上で蜜を巡って争って、スズメバチが勝ってカブトムシを落としたバトルは迫力がありました。スズメバチは蜜のありかを探す優れたセンサーを持っています。ズズメバチのいるところ、カブトムシあり。
木の根元を掘っていた子どもたちがカブトムシやクワガタを捕まえていました。連日の暑さでカブトムシも土の中で休んでいたのかもしれません。
雑木林の中には、他にもたくさんの生き物が棲んでいます。カナヘビやバッタ、カエル、コオロギ、クモ、ミミズなど。そうした多くの生き物の中でカブトムシも生きていける。
子どもたちの新鮮な目でスーパーやペットショップで売っているカブトムシではなく野生のカブトムシに触れて欲しいというのが今回の企画の趣旨です。
一緒に参加されたお父さんが言っていました。「子どもの頃、カブトムシ採りをしたことがなく今でも昆虫に触るのも苦手です。今日は子どもの手前恥ずかしいところ見せられないと頑張ってみました。」大人が見本を示さないと子どもは付いてきません。子どもは大人の態度を観察しています。
夏休み、お子さんと一緒に近くの山でカブトムシ採りをしてみてはいかがでしょうか？
こちらにも↓
http://www.kasumigaura.net/usr/kikuchi/oyogerukasumigaura/page/A0248.html